日常よく使う印鑑などの小物や、はさみ、テープなどの文房具を入れておくために小引出し(小抽斗)を作りました。
材はチェリー、仕上げはオスモオイルです。
サイズは、高さ:210mm、幅:370mm、奥行き:250mm(ツマミ含まず) です。
引出し三段とも前面はゆるやかなカーブを付けています。
天板も同じくカーブを付けていて、張り出した天板から引出しの面のカーブに合うように傾斜をつけています。
このため横から見たときに、センスのいい雰囲気になっていると自画自賛しています。(‘-^*)/
それぞれの引出しの高さは、50mm, 58mm, 66mm ですので、それほど大きなものは入れられませんが、日常よく使うものを近くに置いておくには十分です。
天板と側板、引出し前板と側板をとめるのには蟻(アリ)組みを使ってます。引出しのツマミはウォルナットで作り、前板を貫通させて後ろでクサビを入れて止めてます。
天板と側板を前から見ると45度の角度で結合する形にしています。これは「留め加工」とよばれています。この小引出しを作った時は2枚の板が45度でぴったり合わず苦労しました。
こうやって修正技術の腕をあげてきたのです。(笑)
引出し内部の材はシナを使ってます。 (シナベニヤではなく、無垢の板です(^_^); )
製作してから約4年経って、色が濃くなり深みが増してきました。チェリーは経年変化であじわいのある色見になります。