ペーパーコードを座面に使うスツールは、軽量になるといわれ、すわりごこちがソフトでそれでいてイメージもやわらかくなる感じがあり、作ってみたい一品でした。
今回はオットマンをかねた背の低いスツールです。
フラットパネルテレビの前にソファを置いてます。映画を見るときなどに、足を乗せてゆっくりくつろいでテレビをみたいと思い、ソファと同じ高さのスツールをオットマン兼用で作りました。
幅: 350mm、高さ: 330mm、 奥行き: 350mm です。
材は栗、仕上げはウォルナットオイル。
座面はペーパーコードで編みました。
基本的な「カナコ編み」という編み方です。パターンはいろいろあるのですが、最も基本的だと思われる、縦方向が 4本、2本、4本、2本・・・と編み、横方向を2本、2本・・・・のパターンを使いました。
裏は編まない人もいますが、覗いたときも見栄えがいいように編みこみました。
結構な力をかけて編む必要があるため、だんだんと目が詰まってくると竹べらみたいなものでコードをくぐらせながら編んでいきますが、指先が痛くなってくるし腕が疲れます。
でも編みあがってくるとパターンの繰り返しがなかなか栄え、うれしくなります。
かなりの力をかけながら編んだせいか、座面は結構固いものになりました。
ちょっと高いところのものを取ったりする時の足台としても重宝してます。(^_^)