帰宅時に脱いだ服を掛けておくために衣文掛けを作りました。
日本に昔ながらある衣文掛けの高さを低くしたもの。
材は 山桜、 仕上げは 蜜蝋。
サイズは 高さ:1055mm、 幅(1ユニット):550mm。柱は、30x20mm。
近代の家具デザインに大きな影響を与えたシェーカー家具の中にも、ほとんど同じ格好のもの(そちらは洗濯物干しらしい)を見つけ、日常生活に必要なものは洋の東西を問わず簡素で実用的なデザインに落ち着くのだなぁと感心したものです。
入手した材の乾燥が不十分だったと見えて、製作後しばらくして少しゆがんできていますが、山桜は経年変化できれいなあめ色になってきています。好きな材の一つです。