義母さんの鏡台を利用した姿見(ナラ)

義母さんが使っていた姿見は昔ながらの鏡台で和風でした。けれどほとんどがフローリングの我が家の生活に合ってないものでした。形見の一つとして日常生活に使いたいと考え、鏡だけを残し台をしつらえて姿見にすることにしました。

鏡の大きさは 幅 約400mm、 高さ 約1100 mm で、
台まで付けると 高さ 約1300mm、奥行き 約300mmになります。
材はナラで、仕上げはオスモオイル。

 

人が少し離れて全身が移るように角度と高さを決め、台といっても枠だけで鏡を支える形に決めました。強度を保てるようにホゾを多様してます。

台だけだとこんな感じ。

091025 姿見_01

 

裏から見るとこんな感じです。上から差し込んである鏡が昔の鏡台部分だとわかります。

姿見_110723_6

 

角度を付けての2本の柱のホゾ組みと、その角度を支える板材のホゾ組み、鏡を受ける溝をもった横桟を柱に組み込むホゾ組みが苦労したところです。

090926 姿見木工仕口_03

 

思った以上にきれいに仕上がり、子供も出掛けによく服をチェックするので、日ごろ愛用されて義母さんも本望なのではと思ってます。(^-^)/

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